Pixel TagとAirTag第2世代はどっちを買う?スマホ別に整理
探すスマホがAndroidならPixel Tag、iPhoneならAirTag第2世代が選択肢です。価格の安さでは決められないため、発売時期と近くで探す機能の条件を、公式情報をもとに比べました。
※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。掲載内容は公式情報をもとに確認していますが、価格や仕様は変更される場合があります。
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どっちを買う?まず探すときに開くスマホ(AndroidかiPhone)で決める

今朝、鍵が見つからず部屋を探し回った。タグを付ければ解決しそうだと調べたら、Pixel TagとAirTagの2つで迷ってしまった。そんなときは、値段より先に、探すときに開くアプリを決めてください。
| 探すときに開くスマホ | 公式から言えること |
|---|---|
| Android 9以降 | Pixel Tagの対応OSに入る。探す場所はFind Hub |
| iPhone | Pixel Tagの対応OSには書かれていない |
| iOS 26.0以降のiPhone、またはiPadOS 26.0以降のiPad | AirTag第2世代のシステム条件。Apple AccountでiCloudにサインインする |
Pixel Tagの対応OSは、GoogleストアではAndroid 9以降のスマートフォンです。AirTag第2世代は、Appleの製品ページのシステム条件が、iOS 26.0以降のiPhone、またはiPadOS 26.0以降のiPadです。2026年1月26日の発表にも、利用にはiOS 26以降、またはiPadOS 26以降が必要とあります。
製品ページの脚注には、「探す」アプリの条件としてiOS 14以降という文も残っています。新しいAirTagを買う場合は、システム条件の欄と発表の記載を基準にしてください。iOS 26にできないiPhoneでは、この世代の条件を満たしません。
出勤前の場面で分けると、こうなります。AndroidでFind Hubを開く人はPixel Tag、iPhoneで「探す」を開く人はAirTagです。AndroidのFind HubにAirTagを登録できるとは、Googleの仕様に書かれていません。
安いほうから選ぶと、手元のスマホで地図が開けないタグを買ってしまうことがあります。
公式ブログの注記には、Android 9以降かつBluetooth 6.0以降とも書かれています。一方、ストアの仕様欄にはBluetooth 6.0の記載がありません。この違いはBluetooth 6.0は必要?で分けて説明しています。Android 9であれば必ず方向まで表示される、と読むことはできません。
価格はどっちが安い?本体の値段と、あとから必要になる電池代

「とにかくどちらが安いかだけ知りたい」という人も多いと思います。ただ、確認日の時点では、同じ条件の税込価格が並んでいません。
| 出典 | Pixel Tag | AirTag第2世代 |
|---|---|---|
| 案内価格 | 公式ブログ(2026年8月12日)。単品5,010円、4個16,940円。税込とはその文に無い。11月発売予定 | 発表(2026年1月26日)。1個4,980円(税込)、4個16,980円(税込) |
| 2026年10月13日の購入ページ | ストアの取得文には金額が無かった | 購入ページは1個5,480円、4個18,400円。金額の横に税込とは書かれていなかった |
AirTagの発表価格4,980円と購入ページの5,480円は、どちらもAppleのページに載っています。ただ、同じ日の同じ画面ではないため、「いま安いのは5,480円のほう」とは言い切れません。Pixel Tagの5,010円は8月のブログでの案内価格です。11月のストア画面でも同じ金額とは限りません。
4個セットは、同じページの単品価格を4回買う計算より、掲載金額の上では安くなります。
- Pixel Tagのブログ価格では、5,010円を4つで20,040円。4個セットは16,940円で、差は3,100円です。
- AirTagの発表価格では、税込4,980円を4つで19,920円。4個セットは税込16,980円で、差は2,940円です。
- AirTagの確認日の購入ページでは、5,480円を4つで21,920円。4個セットは18,400円で、差は3,520円です。
鍵だけに付けるなら1個で足ります。玄関の鍵、財布、通勤鞄、年に数回使うスーツケースなど、付けたい場所が分かれている人は、セットの差額も見てください。Pixel Tagは11月まで店頭で買えず、今日の出張に間に合わせたい人は、iPhoneがiOS 26以降ならAirTag側が現実的です。
月額料金の項目は、確認したPixel Tagのストア仕様にも、AirTagの製品ページにもありません。ただし、各ページが「月額は0円」と書いているわけではありません。
購入後に必要になるのは電池代です。どちらも、自分で交換するCR2032を使います。Pixel Tagのストアには1年以上、公式ブログには最長1年と、書き分けられています。AirTagの製品ページは1年以上です。どちらにも、使い方や電池のメーカーによって短くなる場合がある、という注記があります。交換用CR2032の税込価格は、どちらの製品ページにも載っていないため、店頭で確認してください。
財布に入れるなら?厚さ5.4mmと8.00mm、サイズと防水を比べる
厚さだけを比べると、Pixel Tagが5.4mm、AirTagが8.00mmです。重さはどちらも11.8gです。
| 項目 | Pixel Tag | AirTag第2世代 |
|---|---|---|
| 寸法 | 幅28mm、高さ46.1mm、厚さ5.4mm | 直径31.9mm、厚さ8.00mm |
| 重量 | 11.8g。電池を除くと8.8g | 11.8g |
| 公式が書く置き場所 | 薄型で、財布にすっきり収まる | 鍵に付ける。バッグに入れる |
| 防水防塵 | IP67。水深1mで最長30分 | IP67。最大水深1mで最大30分 |
| 箱の中 | ストアのパッケージ内容はGoogle Pixel Tag | 電池入りのAirTagとマニュアル |
出典はGoogleストアとAppleの製品ページで、確認日は2026年10月13日です。
カードを数枚だけ入れる薄いスリーブを想像してください。Pixel Tagの5.4mmは、キャッシュカードの厚さ約0.76mmよりかなり厚くなります。公式が案内しているのは「財布に収まる」ことで、カード1枚用のポケットに入るとは仕様に書かれていません。詳しくはサイズの記事をご覧ください。AirTagはさらに厚く、公式がまず挙げている置き場所は鍵とバッグです。
AirTagは初代と同じ形なので、これまでのAirTag用アクセサリが付けられると発表にあります。ファインウーブンキーリングは別売りで、発表時の価格は税込5,980円でした。確認日時点では、本体の購入ページにこのキーリングの金額は出ていません。Pixel Tagのパッケージ内容にも、キーリングの記載はありません。鍵に通す輪は、どちらも箱の記載からは別に用意する必要がありそうです。
IP67は、水深1mで最長30分の試験条件です。雨の日の鞄に入れっぱなしにしても大丈夫、という保証ではありません。Pixel Tagのブログの注記では、液体による損傷があると保証が無効になります。AirTagも、耐水性は永続しないと製品ページに書かれています。
近くで探す機能は使える?地図、音、方向案内が対応する機種
会社に着いたら、鞄の中に鍵がない。家にはもう戻れない。このとき必要なのは、地図でだいたいの場所が分かることと、近くまで来たら音と方向で絞り込めることです。この2つは別の機能です。
遠くの場所を示す地図は、それぞれのネットワークが担当します。Pixel Tagは、10億台を超えるAndroid端末のFind Hubネットワークを使うと、ストアと公式ブログに書かれています。AirTagは、10億台以上のiPhone、iPad、Macからなる「探す」ネットワークを使うと、製品ページにあります。ただ、相手側のネットワークの端末が、自分のタグの地図を同じように表示するとは、どちらの仕様にも書かれていません。
近くの案内になると、対応する機種がさらに絞られます。
Pixel Tagのストアには、距離を1m単位で案内するとあります。公式ブログの注記によると、超広帯域無線に対応したAndroidが必要で、ペアリングした端末から最大50mです。対応機種の一覧は、ストアにもブログにもありません。
AirTagの「正確な場所を見つける」は、製品ページの脚注によると、iPhone Duo、iPhone Air、またはiPhone 15以降(iPhone 16eとiPhone 17eを除く)とペアリングした場合に、改良版が使えます。地域によっては使えないこともあります。発表の注記では、日本では拡大した範囲は利用できません。日本以外では、iPhone Air、またはiPhone 15以降(iPhone 16eを除く)とペアリングした第2世代で、その拡大した範囲が使えます。
製品ページの説明には「探せる範囲が1.5倍に広がりました」とあります。発表本文は「前世代よりも最大50パーセント遠い」と書いていて、注記では、規制により日本では拡大した範囲は利用できません。日本で使う人には、この1.5倍は毎日の探し方には当てはまりません。Apple Watchでの「正確な場所を見つける」も、製品ページの注記では日本では利用できません。
音を鳴らすスピーカーは、どちらにも付いています。AirTagの「音量が50%大きい」「2倍の距離まで聞こえる」は、一世代前のAirTagとの比較です。Pixel Tagより大きいという公式の比較は、確認したページにはありません。
ストアでは、タグのボタンを押してスマホを鳴らす例として、Google Pixelとのファストペアリングを挙げています。サイレントモードでも鳴るとも書かれています。ただし、Androidであればどのメーカーでも同じ、とはストアのその文には書かれていません。
AndroidとiPhoneが混在する家族は?共有できる人数と航空会社との位置共有
自分はAndroid、同居人はiPhone。車のキーを1個のタグにして、両方のスマホから見たい。ここは、買い間違いが多い場面です。
Pixel Tagの共有は最大10人で、公式ブログの注記には、Android 9以降のAndroid端末に対応するとあります。AirTagの共有は最大5人と、製品ページに書かれています。共有相手に必要なOSは、この「最大5人」の文だけでは分かりません。
どちらのページにも、1個のタグをFind Hubと「探す」の両方に登録できる、とは書かれていません。混在する家庭では、Androidの人がよく探す荷物にはPixel Tag、iPhoneの人がよく探す荷物にはAirTag、と使い分けることになります。共有する車のキーを1つの画面にまとめたい人には、この2製品の仕様では足りません。
旅行のスーツケースについては、iPhone側にだけ公式の手順があります。AirTagは、位置情報を50社以上の航空会社と一時的に共有でき、期間は7日で、手元に戻ると共有が止まる、と製品ページにあります。確認したPixel Tagのストアと公式ブログには、航空会社との共有の記載がありません。国内の通勤鞄に付けるだけなら、この差は関係しません。預け入れ荷物を追いたい人は、iOS 26以降のiPhoneがある場合に意味があります。
Androidだけで、11月より前にタグがほしい人は、この2製品のなかに今日届く公式の選択肢がありません。Pixel Tagは発売前で、AirTagは「探す」アプリ向けだからです。
買ったあとに後悔しやすい8つの選び間違い
- Androidなのに、店頭にあったAirTagを先に買った。地図を開くアプリは「探す」なので、Find Hubには登録できません。
- iPhoneなのに、薄いという理由でPixel Tagを予約した。対応OSにiPhoneは入っていません。
- iOS 26にできないiPhoneなのに、新しいAirTagを買った。システム条件はiOS 26.0以降です。
- 「範囲が1.5倍」を、日本の自宅まわりの話だと思った。製品ページの説明は1.5倍ですが、発表の注記では、日本では拡大した範囲は利用できません。
- 方向まで出ると思って、対応が分からないAndroidや、対象外のiPhoneで買った。近くの案内は、OSの世代だけでは決まりません。
- カード1枚分のポケットに、厚さ8.00mmのAirTagを入れようとした。公式がまず挙げている置き場所は、鍵とバッグです。
- ペットの首輪にAirTagを付けようとした。発表には、人やペットではなく持ち物の追跡に特化していると書かれています。
- 11月より前に、Pixel Tagがすぐ届く前提で旅行の荷物に付けようとした。発売予定は2026年11月です。
Pixel Tagが合う人・AirTag第2世代が合う人・どちらも買わなくてよい人
Pixel Tagが合うのは、Android 9以降でFind Hubを開き、11月の発売まで待てる人です。鍵や財布を、Androidのネットワークで探したい人に向いています。方向案内まで使いたい人は、自分のスマホが超広帯域無線に対応しているかを、買う日にもう一度確認してください。公式の対応機種一覧はありません。
AirTag第2世代が合うのは、iOS 26.0以降のiPhoneで「探す」を開く人です。鍵やバッグが中心で、日本国内では拡大した範囲やApple Watchでの精密な案内が使えないことを受け入れられる人に向いています。預け入れ荷物を最大7日間、航空会社と共有したい人も、確認できた手順があるのはこちらです。
買わなくてよいのは、税込価格の安いほうだけを知りたい人です。確認日の画面では、その比較がそろっていません。iPhoneしかない人がPixel Tagを、Androidしかない人がAirTagを選んでも、対応の外になります。1つのタグを、AndroidとiPhoneの両方の地図に表示したい人も、この2製品では目的を満たせません。
買う前に確認したい6つのこと
- 鍵を探すとき、開くのはFind Hubか、「探す」か。
- Androidなら、OSが9以降か。ブログの注記どおりBluetooth 6.0も確認するなら、スマホメーカーの仕様を見る。
- iPhoneなら、iOS 26以降か。方向案内まで使うなら、iPhone 15以降のうち対象外の機種ではないか。
- ほしいのは今日か、11月でよいか。
- 付ける場所は鍵か、財布のどのポケットか。厚さ5.4mmと8.00mmのどちらなら入るか。
- 買う日の単品と4個セットの税込価格が、上の表と同じか。
Pixel TagとAirTagの選び方まとめ:Androidなら前者、iPhoneなら後者
Androidで探すならPixel Tag、iPhoneで探すならAirTag第2世代です。今日の購入画面に金額があったのはAirTagで、Pixel Tagは11月の発売予定です。国内で範囲の広さだけを理由に選ぶと、発表にある日本の制限と食い違います。
