6畳の寝室に加湿器は何L必要?タンク容量より確認したい3項目
6畳に必要なタンク容量(L)を示す公式の計算式は、確認できていません。タンク容量より先に、適用畳数・1時間あたりの加湿量・連続時間を見ましょう。木造とプレハブでは目安が異なります。

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6畳の寝室で最初に見るのは、タンクのLより「木造かプレハブか」

6畳の寝室だから、タンクは2Lあれば足りるだろう。そう考えて容量だけで比べていませんか。Lを見る前に、その6畳が木造なのかプレハブなのかを確かめましょう。
6畳から必要なリットル数を出す公式の計算式は、確認したページにはありませんでした。代わりに見るのは、次の3つです。
- 適用畳数:木造和室とプレハブ洋室は、別々の行に書かれています。
- 1時間あたりの加湿量:タンクの大きさとは別の数字です。
- 連続時間:モードや、満水などの注記で変わります。強運転では、同じタンクでも早く空になります。
象印は、適用畳数を日本電機工業会規格JEM1426に基づく目安とし、プレハブ洋室を最大、木造和室を最小としています。部屋の材質によって前後する、とも書かれています。QUADSのGLASSのページには、畳数の規格名がありません。数字が近くても、同じ根拠とは言えません。
タンクが大きいほど6畳に足りる、という公式の計算式は確認できていません。まず、その6畳が木造の行に入るかを見ましょう。
象印EE-MB20とQUADSの仕様に、6畳を当てはめると

象印EE-MB20の適用畳数は、木造和室が約3畳まで、プレハブ洋室が約6畳までです。タンクは1.8L、定格加湿量は200mL/hです。連続時間は、標準が約8時間(室温20℃、満水、標準モード)、静音が約16時間です。タンクが1.8Lあっても、木造の6畳は目安の外です。プレハブの6畳なら、最大目安の範囲内です。
QUADSのQS629は、タンク1.7L、メーカーの目安は木造和室6畳、プレハブ洋室10畳です。加湿量は強が約380ml/h、弱が約160ml/hで、連続時間は約4〜9.5時間です。強と弱のどちらがどの時間かは、仕様では分けて書かれていません。QS649は、タンク2.6L、木造10畳、プレハブ17畳、加湿量は強650ml/h、弱250ml/h、連続時間は約3.5〜9時間です。
1.7Lと1.8Lの差だけでは、木造6畳に足りるかどうかは決まりません。確認した範囲で、木造6畳が目安に入っているのはQS629です。EE-MB20の木造は約3畳までです。ただしQUADSのページには、JEM1426とは書かれていません。プレハブ6畳なら、EE-MB20の最大目安にも、QS629のプレハブ10畳にも収まります。鉄筋の部屋は、どちらの表にも載っていません。置き方の違いは、GLASSの記事と何畳まで?で説明しています。
朝まで使うなら、連続時間の短い側を見る
強運転で出す水の量が多い型は、タンクが大きくても、連続時間の短い側が早く来ます。QS649の短い側は約3.5時間、QS629は約4時間、EE-MB20の標準は約8時間です。朝までの8時間を、QS629・QS649の短い側では賄えません。
買ってから後悔しやすい勘違い
- タンク2L前後なら6畳用:必要なリットル数の公式の計算式は、確認したページにありません。
- 木造6畳を、EE-MB20の1.8Lで賄える:木造の目安は約3畳までです。
- QS629の木造6畳と象印の木造3畳は、同じJEM1426での比較:JEM1426と書かれているのは、確認した範囲では象印だけです。
- プレハブ6畳と鉄筋の6畳は同じ:鉄筋は、どちらの表にも載っていません。
- QS649の2.6Lなら、強のまま朝まで持つ:連続時間の短い側は約3.5時間です。
- 1.7Lと1.8Lの差で、6畳向きかどうかが決まる:畳数の行のほうを先に見ましょう。
買う人、買わなくてよい人
向いているのは、自分の部屋が木造かプレハブかを、仕様の行に当てはめて確認できる人です。木造6畳でメーカーの目安に入る型を探すなら、確認した範囲ではQS629の木造6畳が当てはまります。プレハブ6畳なら、EE-MB20の最大目安にも入ります。連続時間の短い側が朝の8時間より短い型を、強のまま一晩使えるとは考えない人にも向いています。
買わなくてよいのは、タンクのリットル数が大きい製品を、それだけで6畳用と判断したい人です。リットル数は、適用畳数・加湿量・連続時間を見たあとに比べるものです。木造とプレハブを確認しないまま買う人や、鉄筋の6畳をプレハブ6畳と同じと考える人も、表の外にいます。
買う前に確認すること
- 寝室は、木造和室か、プレハブ洋室か。鉄筋なら、表に名前がありません。
- 仕様の適用畳数に、その6畳が入るか。象印はJEM1426と書かれていますが、QUADSのページには規格名がありません。
- 1時間あたりの加湿量と、連続時間の短い側が、朝までの時間より短くないか。
- タンクのリットル数だけで、6畳に足りると判断していないか。公式の計算式はありません。
- 強と弱で、連続時間のどちらが長いかが書かれているか。QSは幅だけで、分けては書かれていません。
まとめ:6畳に必要なLは断定できない。まず適用畳数を見る
6畳に必要なリットル数は、公式の計算式が確認できていないため、書いていません。先に見るのは、木造かプレハブかの適用畳数、1時間あたりの加湿量、連続時間です。木造6畳はEE-MB20の木造の外で、QS629の木造の目安には入っています。根拠の規格名を明記しているのは、確認した範囲では象印のJEM1426だけです。


